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2020.03.23NEWS

病院・診療所・歯科医院のリスクについて・・・Part3 3つのポイント

日本医師会や各損害保険会社のリスク対応として 医師賠償責任保険・病院賠償責任保険(医師賠償・医療施設賠償)についてはお伝えしてきましたが、今回はその中でも見落としがちな点について明記していきます   1.使用者責任と共同被告 病院・診療所・勤務医・歯科医院・歯科医師において 最低限のリスク対応は 1人1契約の賠償責任保険への加入です   勤務医の方の中には ・勤めている病院が何とかしてくれるから 問題が起きても自分には賠償責任はない ・病院の保険で何とかなるから 勤務医個人で賠償責任保険に加入する必要はない ・医院長の父が加入しているから自分には必要はない ・医院長の夫が加入しているから・・・・・   病院側は勤務医に対し「使用者責任」はあるものの 被害者が病院ではなく勤務医本人を訴えてきた場合や病院と勤務医本人を訴えてきた場合など 決して無関係ではいられない状況が出てきます 病院が訴えられた場合 病院の開設者や管理者が被告ですが 勤務医が訴えられた場合 もしくは病院と担当勤務医が訴えられた場合 被告は病院と勤務医本人である「共同被告」になりますので注意が必要です   また賠償責任保険には免責金額の有無の確認が不可欠です 免責100万円の場合は100万円以内の自己負担金の準備が必要になります   2.機械装置と器具備品の違いについて ・機械装置 動力によって作動し一定の運動仕事を行う装置 複合的な設備からなり、それぞれが設備の一部として機能を果たしているもの 複雑・規模の大きな装置 ・器具備品 器・仕組みの簡単な器械 それ自体で固有の機能を果たしており、独立して使用するもの 簡易・小さい などの定義があり 解釈は様々です   税務上(取扱通達2-7-13)では CTスキャンを含め医療機器は器具備品になります そのため 動産総合保険・機械保険・火災保険 に加入する際は 補償の対象になっているかどうかの注意が必要です   3.病院・診療所・歯科医院 等の火災保険(水災特約)について まだ記憶に新しい台風19号では 自然災害の驚異を改めて感じたここと思います 誰もが他人事のように「自分は大丈夫」だと過信していたのではないでしょうか 医療施設・介護施設でも床上浸水になっている状況が思い出されます   病院・診療所・歯科医院 等 水害を伴う被害では 床上・床下が浸水し水に浸かるだけでなく 泥などの細かな粒子が入り込みます 医療施設には床下に特殊な配管設備や圧縮機械などがが設置してあることが多く 設備機器の使用が出来なくなり 多額の修理費用や交換費用がかかります   火災保険には水災特約がありますが 設備・什器備品の損害に対しては100万円限度 などの注釈がある保険会社もありますので 医療施設 建物内の設備・什器に対する保険の設定にも再度確認が必要です
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